●今回は中学生向け●
126箱目「メールするね」
前回125箱目で、e-mail(日本語でいう『メール』)という語について言及しました。
今回は、この語を少し掘り下げます。
e-mailはもちろん名詞なわけですが、初期の頃は不可算名詞(数えられない扱い)でした。
もともと、mail(郵便)が不可算名詞だったので当然です。
しかし現在では、可算名詞(数えられる扱い)となってしまったようです。
つまり、an ~ をつけたり、複数形の ~s をつけたりして使います。
ただし、個々のメールではなくてメールボックスの中にあるメール全体を指したり、メールというシステムのことを述べる場合は、不可算名詞とします。
I’ll send you an e-mail later.
「あとでメールするね」
I rarely check my e-mail.
「わたし、めったにメールチェックしないんだよね」
* rarely …「めったに~ない」
*この例文の e-mail は不可算名詞として扱っています。
また、最近は、e-mail は動詞としても使われることが多くなってきました。
e-mail A(Aは人)で、「Aにメールする」です。
よって、「メールしてね」と言いたければ、
E-mail me.
でOKです。
e-mail A(Aはモノ、内容)「Aをメールする」という使い方もあります。
E-mail the file (to me).
「そのファイルをメールで送ってくれ」
動詞e-mailの、過去形・過去分詞は、~edです。
●語り手/英語科・鈴田