●今回は中学生向け●
雪だるま作ろう♪
学而会 英語のおまけ箱 5箱目
中2のみんな!
be going to ~ (~は動詞の原形)
は、十分習いましたね。
これ、実際は、ネイティブが早口で言うと、 going to の部分が[ゴナ]と聞こえちゃうんです。
さらに、この発音通りに gonna とつづる場合も多いんです。
I’m gonna visit my uncle next weeek.
「来週、おじを訪問する予定です」
っていう具合です。
中3のみんなは、
want to ~ (~は動詞の原形)
「~したい(と思う)」
も、完全におなじみですね。
この語も、ネイティブが早口で言うと、[ウォナ][ワナ]と聞こえることがほとんどです。
そして、この発音通りに wanna とつづることが多いです。
きみたちのおじいさん、おばあさんたちなら、ビートルズ(the Beatles)っていうバンドの、I wanna hold your hand (きみの手を握りたい) という曲を知っているかもしれません。
前回につづいて再び、ディズニー映画「アナ雪」の話になりますが、この映画で歌われる名曲の一つに、Do you wanna build a snowman? というのがあります。
「雪だるま」のことを英語では snowman と言います。
エルサ、アナの姉妹が幼い頃、ある事情で、エルサがお城の自分の部屋に閉じこもってしまいます。
ある日、外に雪が積もったので、これ幸いと、妹のアンは姉の部屋のドアをノックしながら、この歌を歌い出します。
♪…Do you wanna build a snowman?
(…雪だるま、作りたくない?)
Come on, let’s go and play.
(ねえ、外へ行って遊ぼうよ)
I never see you any more.
(お姉ちゃんとずっと会えないなんてさ)
Come out the door.♪
(部屋から出てきてよ♪)
でも、姉はいっこうに出てきません。
アンの、この誘い出しは毎日毎日つづき、数年が過ぎ去っていきます。
そして、二人の両親が海難事故で亡くなりますが、それでも、エルサは姿を現しません。
両親のお弔いをひとり済ませたアンは、いつものようにドア越しにエルサに歌いかけ、悲しい表情で最後にこう締めます。
♪…We only have each other.
(♪…わたしたち、二人きりになってしまったよ)
It’s just you and me.
(お姉ちゃんとわたしだけ)
What are we gonna do?
(わたしたち、これからどうしよう?♪)
と、ここで gonna も登場です。
gonna も wanna も、完全に口語表現です。
学校英語では使わないでください(知識はあったほうが良いです)。
入試ではいっさい出題されません。
●語り手/英語科・鈴田●