112箱目「得意、不得意」
be good at ~
という言い回しがあります。
「~が得意である」ということですね。
I am good at math.
「わたしは数学が得意です」
~ の部分には名詞か ~ing形(動名詞)が来ます。
この表現は、以前は中2で「動名詞」を習うときに登場したものです。
今は中1の初期にすぐ登場します。
英語で自己紹介をするときに何かと使えるからでしょう。
現在の英語教育、特に中学英語では、「英語」という道具を使って異国や異文化の人たちとコミュニケートできるようにする、ということに重点が置かれていますから。
自己紹介では、「得意なこと」ではなくて、「不得意なこと、苦手なこと」を言いたい場合もあると思います。
そういう場合はどう言えば良いでしょうか。
最も簡単なのは、
I am not good at math.
と、否定文にすれば良いですね。
あと、good を、反対語の bad に交換する手もあります。
↓
I am bad at math.
good をpoor と交換しても良いです。
↓
I am poor at math.
poor は「貧しい、貧乏な」の意味で教わった人が多いでしょうが、この場合のpoor は「《能力、技術が》乏しい」という感じです。
terrible 〔テリブル〕と交換しても面白いですよ。
↓
I am terrible at math.
「めちゃめちゃ不得意」「どヘタ」の感じになります。
●語り手/英語科・鈴田